弟子の愚問、師の誤答

2009年4月15日(水)

整形外科の牽引治療ってあまり評判が良くないように思いますがどうでしょうか。理屈としてはいい治療だと思いますが、
新宿カイロプラクティック

世の中、ままならない事を良く表していて、なかなかにいい質問じゃ。

ただ牽引治療には、骨折などの場合に骨の位置を正しく保持しようとするものや、重度の側湾症に対して行われるものもあるが、君の言う牽引は、軽度の頚椎ヘルニア、腰椎ヘルニアに対して行われるものを指しているんだろう。

確かに牽引治療は理にかなっている。牽引によって狭くなった神経根の出入り口である椎間孔を開こうとするのじゃから。

その評判が悪いのは、運用がきめ細かくないからじゃと師匠は思っている。まず牽引をする前に、周辺の筋や靭帯に対する緩和操作を充分にしなければならない。突然の牽引は危険ですらある。それに、毎回、患者さんの状況は違っているのだから、行われる牽引はその時の患者さんの状態に見合ったものでなければならない。

師匠が患者さんから聞く牽引治療の実際はどうも違うようだ。一度医師が処方箋を書いたら、毎回、同じ方向と重さでなされるようだし、牽引前の緩和操作もやられておらんようだな。

2009年4月8日(水)

肩を触れるとすごくコッてるのに 肩こりはないんですよ~ なんて人を指圧しちゃうと かえって痛みを自覚してしまって コッてしまうかな なんて考えるんですけど どう思いますか?
新宿カイロプラクティック

ようやく、施療上の事を考えるようになって来たな。

確かに自覚されない肩こりというのは時々お目にかかるな。人それぞれの感受性の閾値の差と考えて、ご本人が訴えてないのだから、問題を一つ加えることにならぬよう、手を出さぬという考え方もある。しかし、どうかなあ。

コリの本体は老廃物のとどこおりに対する筋肉の反応な訳だから、感じないからといってご本人の体が清く正しい訳じゃない。そのうちドカンと重大な症状に結び付く可能性だってある。肩こりは万病の元、というのは先人の経験的な知恵じゃよ。

時にはおせっかいも大事だぞ。

2009年4月1日(水)

体調が悪くて食欲がないときは無理して食べないほうが良いのでしょうか。それとも栄養を取るために無理して食べた方が良いのでしょうか?
新宿カイロプラクティック

体調の悪くなった時は、野生動物の真似をすればいい。というのが基本じゃ。

ところが人間は本能が壊れた動物なんだそうであるから、話がややこしくなる。

食欲がないというのは原始的脳がそういう指令を出しているのじゃから、それに従えば良いような話なんじゃが、大脳皮質のおせっかい焼きがいろんな悪知恵を授けてくれる。体調が悪い時ほど栄養を取らなければとか、薬を飲む関係で胃に何か入れなけりゃとか。余程の重病で物が食べれない時は病院で点滴ということになるんだろうが、普通の食欲減退時は無理して食べる必要はないはずじゃ。

心配しなくても、今の日本、何日か食べなかったからといって飢餓状態に陥る奴なんておらんよ。

2009年3月25日(水)

寝返りをうたない(自称)という人に何かいいアドバイスないですか?
新宿カイロプラクティック

自称というのがみそなのじゃよ、この場合。

師匠はまだ誰かさんを寝入る時から目覚める時まで徹夜で観察したことはないので、100%の自信を込めての発言は控えるが、寝返りをうてない人はいるが、寝返りをうたない人はいない、はずじゃ。

寝返りのうてない人に対しては誰かが定期的に寝返りをうたせている。完全看護の深夜の看護士さんの大事な仕事の部分だったりしてる。それほどに寝返りは重要だ。同じ姿勢で寝ることになれば、寝床に接した部分に自重によって血行不良が起きるからだ。病人ならたちどころに褥瘡が出来る。

寝返りをうたないと自称している人は、寝返りの定義を間違っている。右や左に向きを変えるのを寝返りと決め付けているので、寝床に着いた時と起きた時の姿勢が同じなら、自分は寝返りをうってないと思っているのだ。腕の位置を少し変える、背中の当たり具合を少し変化させるというのも立派な寝返りなのだ。要は、体のへの自重による圧迫が変化してれば良いのだ。

アドバイスは、放っとけ!

2009年3月18日(水)

マッサージすると副交感神経の働きが優位になるといいますが、それは何ででしょう?
新宿カイロプラクティック

そうなのか。知らなかったし、考えたことは無かったな。

師匠はまだ経験がないが、昨今流行のエステティックなどは、マッサージによる副交感神経優位を目指すものとして最先端に位置するのだろうな。バックグラウンドミュージックや、室内インテリアにも配慮したりして。奴らは脳のくつろぎまで考えている。学ばねばな。マッサージによって血行が良くなる。毛細血管が拡がった状態だ。これは副交感神経優位の状態であるよな。マッサージによって血管壁がリズムカルに圧迫を受け、とどこおっていた血流が回復すると考えられる。静脈とリンパ管には弁があるので逆流しない理屈だ。

しかし、師匠のマッサージの位置づけはチト違うようだ。君も横で見ていて知っているだろう。あの絶叫を。ある箇所に問題がある場合、それに関連・付随する筋肉の緊張が必ずある。それを締め上げるのだ。

これは副交感神経優位の話ではないよな。

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