弟子の愚問、師の誤答

2009年6月3日(水)

体を触るとブニョブニョとむくんでるように感じる人がたまにいます。水分を控えたほうがいいのでは?と言いたくなったりしますが、
新宿カイロプラクティック

浮腫みってのは手ごわいぞ。

取るに足らないものから、重篤な病まで、様々な原因で、様々な症状がある。我々、医療周辺行為者としては、浮腫みがあることを確認する程度にとどめておいた方がよかろう。浮腫みというものの根っこの原理は、水分の出入りの平衡状態が乱された時に起きる、というのだろうが、体の内部を想像するとよい。そして血管の(特に毛細血管)水分と周囲の結合組織の水分のアンバランスを考えてみてくれ。

単純に摂取する水分が多いからとは言い切れないことが想像できるだろう。血管内の内圧が亢進しても浮腫むだろうし、炎症がおきて毛細血管壁の透過性が亢進しても浮腫むだろうし、肝臓で作られる血管に水分を引きつけるアルブミンというタンパク質が肝機能低下によって減ってしまっても浮腫む。その他、数え上げればキリが無い。

水分の取りすぎがあったとしても、その事態に対応して排泄が適度になされるのが健康時の体の仕組みだ。水分は控えめに、という言葉は、喉元でゴックンするように。

2009年5月27日(水)

背中、肩の腱板などをマッサージされるとくすぐったいという人がたまにいますが痛いと感じる場所以上に凝っているところ、なのですかね
新宿カイロプラクティック

くすぐったいというのは我々施療士にとって厄介だよな。手を付けたい所が患者さんにとってくすぐったい箇所だったりすると、最重要ポイントを外して施療しなければならないことになる。人は痛みには耐えれてもくすぐったさには耐えれないものらしいからな。

それに、痛みに対する患者さんの反応とくすぐったさに対する反応がほとんど同じというのも厄介な話だ。ああ、ここが痛いんだなと思って施療していると、単にくすぐったさに耐えているだけだったり、、、。くすぐったい所をいくら施療してみても効果はゼロというよりマイナスみたいだし、、、。

第一、くすぐったさというのは余り研究されておらんのじゃないかな?そんな文献を師匠はまだ目にした事がない。おそらく知覚神経の複雑に絡み合った感覚なのだろうが、それでも、一度くすぐったいとなると、気配がしただけでくすぐったくなることへの説明はつかないし。

君の質問じゃが、師匠には上手く答えられんよ。凝りがひどくなると感覚が鈍くなるのは感覚受容器の置かれた環境が悪くなってるからと言えるだろうが、、、、、。

2009年5月20日(水)

腰椎後湾と冷え症の関係って、どういうことが考えられるでしょうか?
新宿カイロプラクティック

師匠も良くは理解しておらんのじゃよ、そこら辺の事は。一部は迷信じゃないかとさえ思っておる。

前湾であるべき腰椎の並びが後湾になってれば、当然下半身を自己管理している自律神経の信号が乱れ、行き先の内臓に機能不全をきたす。毛細血管も立派な内臓であるという認識は忘れがちじゃがな。

腰椎後湾が原因の冷え症は当然考えられる。しかし、腰椎過前湾、前湾消失の人が冷え症になっても不思議じゃないと師匠は思うがな。

ただ、腰椎後湾は背筋の弱さによるものなのだから、ご本人は運動不足の傾向にあり、下肢の筋肉が充分使われてなく、下半身の毛細血管も少なくなりがちで、そのための冷え症は考えられる。というとこかな。

2009年5月13日(水)

横を向くと首がもどらないっていう人がたま~にいますが(手でもどすそうです)それ、どうなってるんですかね。
新宿カイロプラクティック

状況がも一つ説明不足じゃよ。

日常動作で首を横に向ける度に首がロックしてしまうのか?これなら大変じゃよな。周りの者もうかつに後から、横から声を掛けられんぞ。バネ指というのがあるが、これはそれの首版というとこか。靭帯の肥厚が原因となるが、頚椎にそんなことが起きてたら大事件だよな~。第一、この場合、自分で手で戻すなんて事は出来ないだろう。

しばらくの時間、一定方向を向き続けた後、急に戻そうとしても痛みなどで出来ない場合。これは、首の筋緊張の左右差が激しいため、緊張の強い方の筋はすぐには緩まず、弛緩し続けていた筋は急には動けず、といったとこか。これは筋の持続的な使用に対する警告装置の劣化と考えるほかない。

後は、そうだなあ~。特殊な仕事に従事してて、首の筋肉の使い方が左右で極端に違っている場合かな~。

2009年4月22日(水)

膝が痛いという人の多くは、階段を上る時ではなく、下りる時が痛いといいます。上る、下りるの差って何でしょう。
新宿カイロプラクティック

ええとだねえ~。質問の内容は良いよ。だけど、そろそろ自分の頭で考えたことを披露してくれよな。

ええとじゃなあ~。よい質問というのはなかなか答えにくいもんなのじゃよ。教科書を覗いても回答が見当たらぬ、というのが良い質問の一つの条件なのだからな。良い質問をするからには、充分自分自身で考えてからするように。

それじゃ、少し考えてみようか。実際に階段を上り下りしてみよう。どうかね?使われる筋肉が違うじゃろう。上りの時はいろんな筋肉が動員されておるじゃろ。その分、膝の損傷部分がしっかりと固定される道理じゃ。それに比べて下りの時は、ブラブラドスンの衝撃を受けやすい。

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