弟子の愚問、師の誤答

2009年7月8日(水)

カイロやマッサージを受けた次の日に体がダルくなると言われることがあります。どう説明すれば良いのでしょ―
新宿カイロプラクティック

師匠は君が考えぬ人、と言われないよう願う。

まず、だるいとはどんな事なのか?だるいという状態はほとんどの人が実感として知っているだろうが、その原因や実態となると関心を持つ人は少ない。したがって、医学書などを覗いてもだるさについての記述は無い。せいぜい病態の一部として倦怠感として挙げられている程度だ。師匠の場合は酒毒のせい、の一言で解決するのだろうが、一般人には適用できない。

だるさとは細胞が活動した結果として産出する老廃物が各所に停滞、貯留している時の、体の感覚器の感じ方だ。それが不快な感覚として受け取られるという事は、そんな状態はあってはいけない感覚、もしくは何らかの警告と考えねばならない。

さて、君の質問だが、揉みほぐされた筋肉はその返礼に老廃物を組織間隙に大量放出する。それを毛細血管が仲立ちして静脈やリンパ管に送り込み、最終的には胸管を通じて心臓、肺に送られ排泄される。はずなのが、上手くいかないのだから、患者さんの循環機能に問題ありと伝えればよいのじゃ。

2009年7月1日(水)

つめは何故のびるですか?切るから伸びちゃうですか?
新宿カイロプラクティック

何処からこんな質問を思いついたんじゃ?

君はギネスブックというのを知っとるじゃろう。最近は何でもかんでも記録を創ればいいという風潮で嘆かわしい限りじゃが。その中に、世界一爪の長い人の記録が掲載されてるはずじゃ。その人の手の爪の長さは確か10本で7メーターだったかな。足は歩けなくなるから伸ばしちゃおらんが、、、。したがって、その人の場合は切るから伸びるんじゃなくて切らないから伸びるのだ。

弟子が言っている伸びるの意味はちと違うんだろう?

爪には成長点があってそこで盛んに細胞分裂が行われ、爪は伸びる。では爪は何のためにあるか?指の支えになっている。爪が無ければ物をしっかりとは掴めないだろうし、足で踏ん張ることもかなわないだろう。それと四足だった頃は足の爪もいろんな作業をしていたはずじゃ。爪は消耗品じゃったんじゃよ。消耗品だから補充しなくてはな。

現代の我々は靴など履いてしまい、足の爪を活躍させなくなった。足の小指の爪が点のようになってる人が多いのはそんな事情だろう。

2009年6月24日(水)

四十肩は左右同時になる人はほとんどいません。頚椎の左右への歪みが元凶?ですかね。
新宿カイロプラクティック

弟子の見解が質問に織り込まれたのはこれが始めて。まずは、よくやった。

君の考えはかなり正しいのかも知れない。肩の管理状況が頚椎の歪みによって左右で違うという事だからな。

他の可能性も考えてみよう。いわゆる四十肩というのは(いわゆるがついているのは四十肩、五十肩というのは正式な医学用語ではなく俗称だからだ。正式には肩関節周囲炎。まあ、どうでもいいが)肩の腱板と三角筋の老化のスピードの違いによる、というのが代表的な見解。だとすると、利き腕がよりこき使われるので、先にトラブルを起こす。とも考えられる訳だ。

他には考えられないか?両手が同時に挙上出来なくなると、生存が脅かされるというのは大げさだが、生活に支障を来たす。そうならないようにという神の御心。非科学的な師匠としては、むしろこの説を採りたい気分だ。

2009年6月17日(水)

雨が降る前に頭が痛くなる人は降ってしまうと治るとよく聞きます。どういうことなんでしょうか。。
新宿カイロプラクティック

人間をはじめ、地上に生息する生物の生きていける環境の幅は驚くほど狭い。まず、地表でしか暮らせない。気温なら、むき身の人間の場合、15℃~32,3度程度。服をまとったり、様々な工夫をしてかなり厳しい環境にも生息してはおるがの。気圧の場合は、一気圧を中心にもっと狭い。

だから、環境の変化には敏感なのが当たり前。最近の人間はその感度が急速に低下しているようだがな。雨が降る前に頭が痛くなる人は、人間の基礎能力をまだ完全には失っていないスグレモノなのかも知れない。この場合、環境の変化を事前にキャッチし、その事態に備える事が大事なのであって、変化が安定してきたら、新しい変化に順応出来るのが生き物の仕組みだと思ったらよい。

その点、マッコウクジラなんてのは偉いやっちゃ。同じ哺乳類のくせして、しかも大昔地上への上陸に失敗したくせに、海に順応して推進300メートル位はへっちゃらだ。とてつもない水圧の変化だ。お肉が旨いはずだ。

2009年6月10日(水)

新宿カイロプラクティック

マッサージを受けて腰のあたりのコリを押されると頭(側頭部?目の奥?)あたりにツーんと響く感じがすることがあります。ありゃ どうなってるんでしょかね。と、聞かれても師匠には分からんよ。感度が鈍いせいか?師匠にはそれらしき体験もないし、、、。なに!酒の毒が回ったのか?だって。う~ん、それもありか。

まあ、折角だから少し考えてみようか。ヒントは側頭部と目の奥だな。側頭部は大耳介神経だよな。目の奥は、ちと強引だが後頭葉の視覚領野の関係と考えて見よう。

いずれも頚神経2番と関係ありだよな。椎骨動脈まで持ち出すのは少し卑怯な気もするが、師匠には他に持ち駒が無いのだから勘弁な。

すると腰の辺りのコリと頚椎に関係ありということだ。脊柱起立筋は項の筋肉も含まれるからな。背部のコリが強い場合、押圧が腰の部分で吸収されずに項にまで響く事だって考えられる。

まあ、以上の見解は、苦しすぎる事を認めますよ。

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