弟子の愚問、師の誤答

2008年4月23日(水)

風邪をひくたびにウィルスに対する抗体ができてるんですよね。ということは常に違う種類のウィルスで風邪をひいてるということですか?
desi0004

そうじゃ。そうじゃと思うよ。自信は無いがね。

ウィルスという奴はとんでもなく手強い。いとも簡単に人間の知恵の裏をかく。だからこんな簡単な質問でも専門家に聞かないと正しい答えと成らないんじゃないかな。取りあえず、師匠が答えられる範囲でな。

まず、君の質問通りだとする考え方。良く出てくる免疫の話ではそうなるはずだ。しかも、ウィルスは変異しやすいタイプのものが多いらしいからな。だけど、インフルエンザのワクチン接種などを考えてみた時、話が少し変に思わないか?香港型とかソ連型の型の予測が当たらないと効果は無効だという話は良く聞くが、新しい変異を予測したワクチンを打つと言う話は聞かない。変異が少なければアバウトなワクチンでも効果はあると言うことなのかも知れない。それなら、あらためて風邪など引かぬようにも思えるではないか。

そこで師匠は考えた。ウィルスに対する抗体には寿命があって、それが意外と短いのではないかと。でなければ、毎年のようにワクチンを打つ必要が無いのではないか。

2008年4月16日(水)

凝りと張り、はどう違うの?
benza1

君の病気はまだ治ってないようだな。師匠がまだ紅顔のぶ少年だった頃、思春期らしい好奇心を持って、エッチな言葉のあれこれを辞書で調べまくった事があった。辞書のおかげでエッチな事に対する師匠の知識が増えたかと言うと、そんな事は一切無かった。

Aという言葉を引くとBを見ろ。Bを見るとA のこと、と。やばい事は辞書を引いても判らんぞとおっしゃる。以来、師匠は辞書編集者を根っこのところで信用しなくなった。君が師匠の事を信用せず、自らの力と努力で持って調べるように、凝りとは張りの事、張りとは凝りの事、と答えておこう。

2008年4月9日(水)

骨はヒビが入るより折れちゃった方が強くなるとよく聞くことがありますが実際そんなことあるものでしょうか?
doudanhuyu

ヒビも骨折のうち、と師匠は思っておるが、違うのかな?師匠は整形外科医でもなし骨接ぎでもないので、その手の勉強は20年前にザッと済ませて詳しい事は忘れてしまったよ。

確かに巷ではそんな話も良く聞くな。古くからの言い伝えはおおむね正しい事が多いのでそうなんじゃろうよ。はっきりしない時は、まず、自分で調べる。次に自分の頭で考える。これが鉄則じゃ。

一般的に考えてみよう。体の自己修復力というものに想いを馳せて。骨が折れるという事は骨だけのトラブルではない。周りの靭帯や筋肉も傷ついている。当然出血する。折れた骨からも出血する。この血液成分が様々な修復作業を段取りに応じてやってくれるのだ。患部の清掃から始まって、破骨細胞に指令を出し挫面をきれいにし、時機を見て造骨細胞に指令して新しく骨を創る。これぐらいの事はやってくれるのが生き物の能力じゃろう。これだと立派に折れてる方がきれいに、強く修復するような気がするだろ?

2008年4月2日(水)

歯は骨じゃないんですよね?
kesi

そうじゃ。この質問に対する答えは又も以上。本当にこれで止めておこう

しかし何じゃな。生き物の神秘と言うのは無限大じゃな。歯のことは良く知らんが、人間の場合、乳歯と永久歯がある。これだって考え出したら気絶しそうに神秘じゃ。あった歯が健康でもあるにも関わらず抜け落ちて生え変わる。それも一回限り。何故じゃ?

一方で、サメは歯が延々と後ろから生え続け、前の歯を押し落とすと言う。神秘じゃ。歯の弱い師匠はサメの歯の仕組みが欲しい。

2008年3月26日(水)

腰が冷える、なんてことが何故あるのでしょうか?手や足の先ならわかるような気がしますが、、、、。
tyousi03

あるのだからしょうがない。

我々の仕事は、机の前であれこれ考える事でもないし、何かを想定して実験をするのでもない。実際にある現実を認めることから始まる。それが自分の頭の想像外であっても、まず、認める。そして何故なのかを考える。いったんあった自然界のものに非合理なもの、理由のない現象などありはしない。ただ我々の考えが及ばぬだけだ。(なぜ自然界が在るのかだけは非合理だが)

君は手や足が心臓から遠いもんだから手足の冷えは分る気がする、と言ってるのだろうが、毛細血管の太さを調節しているのは自律神経で、自律神経は体中のあらゆる臓器にネットワークを張っているので腰が冷えるのもありだよ。

ただ、実際に冷えてる場合と、実際には冷えてないのに冷えていると感じてしまう場合とがある。これも自律神経のなせる技じゃ。

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