2016年6月1日
腰痛ベルトな、イータちゃん

長い付き合いになっている患者さんが何人もいる。
開業してから21年。修行時代を入れると25年以上の付き合いの患者さんもいる。
なかには、すっかり気安くなり、親類縁者を施療しているような気分になって、互いに緊張感が薄れ、徳さんの厳しいはずの訓導も色あせてしまっているケースがある。
こんな事ではいかんと、気を引き締めもするのだが、、、、。イータちゃんもその一人。イータちゃんの波長と徳さんの波長が重なると、途端にフニャフニャと波が崩れ落ちる。徳さんの威厳も瞬間消滅、、、。

そのベテラン患者であるイータちゃん、あろう事か腰痛ベルトを四六時中愛用なさる。
要所要所での腰痛ベルトの着用は、徳さん認めるところであるが、年中となれば話は別。筋肉の萎縮が眼に見えている。
もちろん、今までその事はイータちゃんに口をすっぱくして言ってある。
だけどイータちゃには馬耳東風。糠に釘。暖簾に腕押し。蛙の面にしょんべん。
「だって、楽なんだもん」

今日の仕事が終わったら、一人、苦くて旨い酒をあおるとしよう。

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